日本人ファーストでデマも飛び交う
外国人政策「4つの大問題」
週刊新潮 2025年7月24日号
(木曜日発売)
発売日 | 2025/07/17 |
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JANコード | 4910203140754 |
定価 | 510円(税込) |
外国人政策「4つの大問題」
▼日本人より3割低い「国保納付率」
▼不動産を買われるリスクは3つ
▼性善説に立脚した優しすぎる日本の「免税制度」
◆「自公」過半数割れ予測で石破首相がすがるベッセント来日
◆神谷代表「元女性秘書」を訴えた参政党の「言論封殺」
「嵐」「SMAP」「ジャニー喜多川」「歪な母子関係」
前代未聞の「デロイト トーマツ」訴訟でわかった“仁義なき引き抜き工作”
月10万円稼ぐ「定年後の仕事」完全ガイド
▼エルメス「バーキン」を15億円で落札 元Jリーガー社長に身内の反応
▼学歴詐称の伊東市長が「告発文を送った人の目星はついている」
▼トヨタ会長が読売社長に苦言「センチュリー引上げ」騒動の全内幕
▼「医薬界」が200%関税で
▼超巨大「東京トーチタワー」
▼「藤浪晋太郎」阪神も新庄も
▼「團十郎長女」松たか子? ほか
ヒグマが深夜に新聞配達員を襲った地獄絵図
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
いま生きる『君主論』/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/大吉洋平
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
異常に非ず/桜木紫乃
DANGER/村山由佳
流砂/黒川博行
元NHK岩田明子対談 とよた真帆 女優
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚 ▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/佐伯紅緒
▼Bookwormの読書万巻/杉江松恋
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
この号の中吊り
最新号PICK UP
日本人ファーストでデマも飛び交う
外国人政策「4つの大問題」
都議選で躍進した参政党の勢いは止まず、そのスローガン「日本人ファースト」に引っ張られる形で“外国人政策”は、俄かに参院選の主要な争点に浮上した。SNS上でデマも飛び交う中、各党の訴えは千差万別だが、現実にはどんな「問題」が横たわっているのか。
藤島ジュリー景子が『ラストインタビュー』で初告白
「嵐」「SMAP」「ジャニー喜多川」「歪な母子関係」
「ジャニーズ事務所」を築き上げたのは創業者の故・ジャニー喜多川氏と、姉の故・藤島メリー泰子氏だ。『ラストインタビュー─藤島ジュリー景子との47時間─』(小社刊)にはメリー氏の娘、ジュリー氏の貴重な肉声が収められている。そこから浮かび上がるのは、強い個性を持つ母と叔父、二人に翻弄され続けた一人の女性の素顔である。
老後2000万円問題の不安を解消
月10万円稼ぐ「定年後の仕事」完全ガイド
人生は長い。ましてや人生100年時代のいまは途轍もなく長い。そこで、健康とともに気になるのがお金の問題だが、老後資金だけでなく定年後も「稼ぐ」ことに目を向けるのが重要だという。年を重ねても無理なくできる仕事には果たしてどんなものがあるのか。
第一通報者は見た!
ヒグマが深夜に新聞配達員を襲った地獄絵図
先月末から住宅地でクマが人を襲う悲惨な出来事が全国で相次いでいる。ついには北海道が初めてとなる「ヒグマ警報」を発出。ことの発端は、ヒグマが深夜に新聞配達員を襲った死亡事故だった。第一通報者が見た地獄絵図は、もはや対岸の火事とはいえないのだ。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。